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サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋
サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋 (JUGEMレビュー »)

 堤真一の「地下鉄(メトロ)に乗って」もいいけど、やっぱりトニー・レオンの憎めないトホホ男ぶりはサイコーなのよね!
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限りある命なのだから。
謎の死に広がる波紋…人気脚本家野沢尚さん首つり

 東京都目黒区のマンションで首をつって死亡した人気脚本家、野沢尚さん(享年44)について、芸能・放送界に「なぜ…」の衝撃が広がっている。一方で、精巧で緻密なサスペンス展開を最も得意とした作風から「やはり繊細すぎたのか…」という声もあがり、謎の死の衝撃は収まらない。
 44歳…油の乗り切った時期。
 仕事は順調に入っていたし、締め切りの連続に心底くたびれたわけでもなかったみたいなのに。
 映画「不夜城」脚本家の野沢尚さんが亡くなられた。一人ぼっちの首吊り自殺。
 そういえばドラマ「砦なき者」は、子どもの頃に父の首吊りを目撃して心に傷を負った青年と、彼の示唆で若者たちに首吊り自殺に見せかけて殺される中年ニュースキャスターの攻防の話だった。autoerotic asphyxiationも取り込んでいたし、暗示的ではあったけど…。
 執筆しているうちに、ある程度登場人物の心情に成り切るのは創作者によくあることで。いろいろ資料を調べ、自殺者の心理をどう書くか考えた記憶が、彼にその手段を選ばせたのだろうか?

 野沢尚のドラマは、そんなに好きではなかった。あざとかったし、伏線を引いてひいて最終回まで引っ張っておきながら、バタバタと崩れてしまう…そんなイメージが強かった。「氷の世界」最終回を見て呆れ、ドラマ公式サイト掲示板を見て、エスカレートしていく一方の非難の書き込みにも呆れた記憶がある。その後野沢氏は果敢にもネット上の悪意について意見を綴り、雑誌に発表し、NHKドラマ「ネット・バイオレンス〜名も知らぬ人々からの暴力〜 」(2000年11月放送)というドラマを執筆していたっけ。
 神戸メリケン波止場や大阪でロケしているので興味深く見たけど「悪意ある人間に、身をさらして直接対決を呼びかける」という内容にはいま一つ共感できなかった…でも第27回放送文化基金賞テレビドラマ部門本賞を受賞。何だかな…一般のネット利用者世代と、テレビ業界の評価のギャップを感じさせられた作品だった。
 「砦なき者」でも、ケータイやネットでつながっている若者たちを不気味に描いていたっけ。40代でも易々とネットを使いこなしている人だって、大勢いるんだけど。
 「破線のマリス」「砦なき者」と、自らが身を置く業界の腐敗や矛盾を鋭く暴き、突っ張りながらも、ポキンと折れるように突然命を絶ったこと…レスリーをどうしても思い起こさせる。切ない。

 昨日の会議で、職場の男性の同僚が、胃がんを宣告されたと上司に聞かされた。仕事の引継ぎであわただしい。nancixと同い年…初期発見したみたいだから、きっと手術して養生すれば復帰できるだろうと思うけど…。昨年、未婚の姉を病で亡くして、両親の悲嘆が大きかったばかりなのになあ。
 限りある命。
 いま何をすべきか、何を目指すべきか、考えておかないと、人生はいつ中途で断たれるかわからないのだ。
posted by: nancix | 日々のこと。 | 16:14 | comments(3) | trackbacks(0) |
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nancixさんの野沢評、興味を持って読ませていただきました。

私自身、彼の作品は好きな物も数多くありますが、ダメだった物があったのも事実。
私はどちらかというと、ドラマとしてはサスペンス物に走る前のフジ系「夫婦3部作」(「親愛なる者へ」「この愛の果て」「恋人よ」)の辺りが、大好きでした。(←あ、でもサスペンスの方も、何本か好きな作品はありますよ)
映画も本もドラマも、まず自分が好きか嫌いか、という女性特有の見方をしてしまうので、評論っぽい事は書けませんが、好きか嫌いかと言われれば「とっても好きだった脚本家兼小説家」って事になるのでしょうか…。
個人的には、某国営放送で予定されてたドラマ、とても楽しみにしてたのですが。
私も「砦なき者」のラストが一瞬ちらつきました。役○氏もそんなコメントを出されてましたね。

ご本人なりに何か悩む事や不安になる事があったのでしょうね。
遺書があったとの事ですが、それはもうご家族にしかわからない事でしょう。
1ファンとしては、今後彼の作品を読めないというのはすっごく寂しい事ですし、悲しいです。

生きていく事って時にはすっごく難しい、辛い事もたくさんあると思います。
日々、自分のやらなければいけない事を誠実にやり遂げる事が、一番大事なのかな。
| TSUN | 2004/06/30 1:34 AM |
野沢さんの死はとてもショックであるとともに、実はいつかはこうなってしまうような気がしていた事でした。
数年前のコラムで、映画脚本はもうこりごり、小説家になりたいというような趣旨のことを言っておられて。野沢さんは台詞の一行一行を大切にする脚本家(普通はもっといいかげんでないとやっていられない職業なのです)なのに、目の前で断りもなく、監督に赤線をたくさん引かれて削除されていくのが耐え難かった、だから削除されることのない小説ちう表現の道へを奮闘していると。日本映画での脚本家の地位はすごく低くて、脚本を完成したのに映画が企画倒れになったらギャラさえもらえない。野沢さんも幾度も被害になったそうですし、かなりの大御所でもこういう目にあわされいます。そうした背景もあっての一念発起だったようですが、小説家としては素人なので入賞しなくてはならず、習作を書いては投稿し・・・という努力をしてやっと小説家になったのです。でも出版界もいいかげんなところでして、そのあたりは「水曜日の情事」で皮肉をこめてかかれるはずだったようですが。
私もあまり野沢ドラマが好きではありません。
ここでも皆様、同じ意見だったようで。でも、それもトレドララブストーリー全盛というこの10数年という時代と、彼の書きたいものが合わなかったという不運もあるようです。TVドラマは視聴率15%、12%とラインがあってそれを下回ると、プロデューサー命令で、最終回への方向性を視聴率をあげるために脚本の変更を求められます。野沢ドラマは視聴率がいいときもあるけど、悪いときもあって、そうなると物語がゆがめられ、わけのわからない方向へと強制されるというのがドラマ業界の実情です。そういうのを受け入れるのが平気な作家もいれば、耐え難いという人もいます。野沢氏は間違いなく後者でした。そういう積年の苦悩がときおり「ドラマ」などのコラムで垣間見られていたので、大丈夫かなと思っていたのです。「砦なき者」を観た時は少々予感めいたものさえ感じていました。でも苦悩から逃れたい気持ちはわかりますがそれでも生きていて、書いていて欲しかった。いつかは私もみんなも好きになれるドラマ(それこそ、たぶん、本人が脚本という表現において、満足いく作品)ができたかもしれないのに。残念です。
すいません、同じく創作という仕事をしているものとして、いつも自分の書きたいものと書かせてもらえるものとの間で悩んだりもしているので、ちょっと書かずにいられなくて。長々とすいません。
| まる☆ | 2004/06/30 9:54 AM |
 まる☆さん、脚本が粗末にされる邦画&ドラマ界というのはnancixも痛感していたので、気持ちがとてもわかります。倉本聡さんらもエッセイで書かれていましたね。
 nancixも日々、自分の意向と異なる方向に仕事が進んでいったり、全部取り消しになったり、完成したものの上で上司が足の爪を切ったり(T_T)、とても「創作」とはいえない仕事をしてますですよ。
 香港映画なんてもっと凄まじく、グループディスカッションで脚本が練られていき、その上にプロデューサーの意向や監督のその場の判断で変えられ、現場で俳優が勝手に言い換えて行くわけですが、却ってそれが独りよがりを避け、もっと面白くできる場合もあれば、辻褄がふっとんで訳のわからないごった煮になる場合もある。
 人間、その置かれた環境に順応して疑問を感じないで過ごすか、たえず異論を唱え、憎まれても煙たがられても頑張るか。nancixはいつも揺れ動いてますですよ。
 揺れ動きながら、でもこれだけはという核を見据えて、踏みとどまるのが仕事であり、生きる上での必要なことになるんでしょうね。
 野沢さん、もう少しだけ深呼吸して、周囲を見回して、ちょっとだけいいかげんでも何とか生きていけると自分を許すことができれば、一人ぼっちで追い詰められることがなかったかな…?
 
| nancix | 2004/06/30 4:37 PM |









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