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サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋
サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋 (JUGEMレビュー »)

 堤真一の「地下鉄(メトロ)に乗って」もいいけど、やっぱりトニー・レオンの憎めないトホホ男ぶりはサイコーなのよね!
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桂吉弥さんの「ちりとてちん」
JUGEMテーマ:ちりとてちん

 金曜夜、ほとんどあきらめていた、桂吉弥さんの落語「ちりとてちん」を聞く機会に、恵まれました!
 そう、NHK大阪制作の、落語+福井の町おこしドラマ「ちりとてちん」で、徒然亭4人の男弟子の長男格、徒然亭草原兄さんを演じていた落語家さんです。そして、「結婚するなら、こういうタイプ!」と、nancixが惚れこんでしまった、草原兄さんです!(吉弥さんは独身なのか既婚なのかすでに交際中の女性がいるのか、知りませんが…)
 地域寄席や演芸場ではなく、カルチャー講座の生徒さんや地域の画家、イラストレーター、造形作家が作品展・小個展を開くような多目的ホールでの即席の寄席。大入り満員のパイプ椅子にも座れず立ち見で、しかも15〜20mは離れての鑑賞でしたが、とっても楽しかったです。
 吉弥さんの前に2人の落語家さんが登場。若手といえど、さすがに徒然亭若狭ちゃんのような失敗はいたしません。自分で高座机(?)と座布団を片付け、めくり(高座の下手にある、出演者の名前を書いた紙の札)をめくります。
 2人目は三味線などの鳴物入り、芝居(歌舞伎)の真似がふんだんに入っていたので、歌舞伎や、せめて忠臣蔵の素養がないと、腹の底から笑えなかったかもしれません。もちろん客席は団塊の世代がほとんどだったので、大いに湧いていました。
 一応、時代は江戸時代のはずですが、「お軽は玉三郎、兄は勘三郎…」なんて、現代に置き換えたりも。(お軽役を玉三郎さんが演じたその場面、テレビで見たことがありますが、実に可憐で可愛らしくて、少々滑稽な味を出してたなあ…)
 
 さて、待ってました! トリを務める吉弥さん。
 出囃子はなぜか、三味線ソロでの「青い山脈」でした。……何でやろ。
 遠目に見ても、ドラマで見たより頬が痩せている!
 やはりテレビでは2割増しに映るんだという俗説は本当だったか。nancixなんて、100kgあるようにしか映らないかも…(それは誇張)。
 草原兄さん、いや吉弥さんは枕で「テレビ出演のおかげで、15人そこそこしか集まらなんだ落語会にも大勢来てくださるようになって」と謙虚に感謝しつつ「それにしても『瞳』はつまらんですな。何が東京やねん」と、「ちりとてちん」よりも高視聴率の後番組をチクリ。あら、結構毒気のある人なのね。やっぱり上方落語家。
 「西田敏行さんはもちろん。菅井きんさん、前田吟さんのキンギンコンビも、ベテランですからギャラが高い! ずるいわぁ。そこへいくと、徒然亭の我々4人は、無名に近いからギャラが安く上がったわけで。四草役の加藤虎之助なんか、ドラマ出演前までバイトしてましたんや」と、ぼやいておられました。
 ギャラが安くても知名度がなくても、あの弟子たちのキャラの立ち方、素晴らしかったやないですか。不調和の調和、まさに脚本家の力と出演者の熱気、心意気、アドリブの妙が、視聴者の心を打ったのです。「若者に人気のダンス、有名子役、それに下町の人情でも混ぜ込んでおいたら、幅広い層の視聴者を取り込めます」とか何とか、マーケティングで安易に決定されたようなトーキョーのドラマ作りでは、もう視聴者は心動かされません。……ていうか、視聴率の差を考えると(-_-;)なんですが……。

 今月20日からかんさい特集ローカルドラマとして、スピンオフドラマ「ちりとてちん外伝(タイトル未定)」の収録が始まるそう。しかし、なんとまだ脚本が上がってきていない。かんさいローカル制作なので製作費も安く、渡瀬恒彦師匠さんも、和久井映見おかあちゃんも、多分若狭ちゃんすら出ない。ムネムネこと徒然亭草々も出ない…のか? 徒然亭の兄弟子3人が主役という、思い切った勝負に出ます。
 「私も出演するかどうかわかりまへん」とトボけておられましたが、そりゃ草原兄さんが出なくて何とする! 息子が立派に成人しても変わらぬ夫婦愛を、ぜひ再び見せてほしいものです。
 ちなみに吉弥さん、スピンオフドラマの説明として「踊る大捜査線」のことを例に挙げていましたが、団塊の世代の多い客席の反応はもうひとつ…。私にはわかったよ!と手を挙げてあげたいくらいでした。

 ドラマのおかげで知名度が上がり、NHK大阪ローカルの「バラエティー生活笑百科」という長寿番組にも今年4月から、月1回出演しておられる吉弥さん。「どんなんカッナー?」と、相談室長役の笑福亭仁鶴さんのモノマネが実に巧い! びっくりしました。「今は月1回出演ですが、皆さんがNHKにハガキを書いて『吉弥がいい、もっと見たい』と応援してくださると、月1回が2回になり、3回になり、毎回出演できるようになります! よろしくお願いします! そしていつかは仁鶴師匠の後を継いで、相談室長に!(笑)」と、壮大な夢を抱いてリクエストを募っておられました(^_^;) いやでも、そりゃ定期収入が有るほうがご本人はうれしいだろうけど、テレビ収録で忙しくなるより、落語を聞ける方が嬉しいけどなあ…。

 枕では、他に「私は普段、阪急電車に乗ってますが」と、車内でサインを求められるとさすがに困惑する話も出ました。向かいに座っていた"おばちゃん"が、吉弥さんに気づいた時の仕草の真似、実に可笑しい! ありがち、ありがち。
 そして隣の席に移動してくるほどの図々しいおばちゃんに限って、サインを頼みながら、紙のたぐいを持っていない。ごそごそバッグを探りまわり、出てくるのが「薬の袋」。「この袋の裏に書いてぇな」と頼まれると、仕方なく「1回1錠、毎食後にお飲みください」などと書いてしまうのだとか……いや、サインだけでいいのです、吉弥さんてば! nancixは今後、いかにトシを取ろうとも、そういう"おばちゃん"にはならずに、品格あるオバサマになろうと決意しております。
 そして、吉弥さんは小学校でも落語を披露することがあり、校長室などを控え室として帰り支度をしていると、こましゃくれた小学生が覗きに来る。「おにいちゃん、ドラマ見てたで! 落語うまいなあ! 『ちりとてちん』面白かったわ! やっぱり、若狭ちゃんに教わったんか?」と大声で聞く。

 「…教えたんは、どっちかというとこのワシや!」

 というわけで、本題の「ちりとてちん」に突入します。
 3月頃に、日曜朝のラジオ番組「日曜落語〜なみはや亭」で、確か桂文珍さんの「ちりとてちん」を聞いたのですが、やはり耳でだけ聞くより、高座を目で見てる方が数倍面白いですね。それに、吉弥さんの「ちりとてちん」の方が、登場する人物の造形にかなり肉付けされていた気がしました。もちろん、上がってドモることも、全く無く。プロですから。
 誕生日を迎えた「旦那」さん、実はかなりイジワルなんですな…。
 確かに「裏に住むタケ」は、イヤミな男です。人の昼飯時にわざわざ訪問し、仕方なく出された食事にいちいちケチを付けてありがたみも何も感じないような失礼極まりないヤツではありますが、一泡吹かせるからって、そんな…一つ間違えたら食中毒で死にそうなイタズラで、笑い者にするとは……と、O157だの賞味期限偽装だの毒餃子騒動だので過敏になっている現代人の感覚では酷い仕打ちに思えます。
 でもまあ、毒消しと称してワサビや梅干もてんこ盛りにするわけで、それを一口食べさせるぐらいでは死にはしない、と一同納得の上だったのかも。
 サゲもあっさりしていて、ええと、大爆笑で終わるようなものではないんですね…?

 ま、確かに若狭ちゃんのような若い女性落語家が持ちネタにするには、少々改作する方がいいのかも…?

 久しぶりに大いに笑い、緊張しっぱなしの仕事や他のことでの意気消沈&憂さを、少しは晴らせた気がしました。ありがとう、吉弥さん!

 機会があったら、ぜひ大阪の天満天神繁昌亭でも、一席聞かせていただきたいです。…ていうか、完売御礼ばっかりなんですけど(泣)。

 「ちりとてちん」総集編、5日と6日の午前8時35分〜10時13分に放送ですね。
 見逃した回の多い5日は外出予定なので、録画するハメになりそう……。
posted by: nancix | 日々のこと。 | 11:19 | comments(3) | trackbacks(0) |
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 ちりとて総集編、実家で家事手伝いしながらちょこちょこと観てました。
 若狭の最後の選択は見直しても「ええーっ、そんなぁ〜」という気持ちがあるのですが、全体の流れをみれば、故郷への気持ちと伝統を後世に伝えていくことを二重に映したゆえの判断なのか、と思えるようになりました。
 江戸落語もだけど、上方落語ももっと気軽に聴けるようになるっていいですよね。いつかまた関西に行ければ、繁盛亭にも足を運びたいのですが…いつ行けるかな?
| もとはし | 2008/05/06 4:09 PM |
こんにちは。
草原兄さん、>「結婚するなら、こういうタイプ!」でしたか。さすが!いい感性をしておられる。

「ちりとてちん」の視聴率がかなり悪かったと聞き、「なんで??」と不思議でなりません。自慢じゃないですけど、私は見るたびに泣いてました。ほぼ毎日・・・渡瀬恒彦の愛宕山はたまりません。
昨日、今日と総集編みて「やっぱいい!」と感激あらた。(残念ながら「瞳」は見ておりませんね)
私もいつか本場で上方落語を聞いてみたいです。
| 藍*ai | 2008/05/06 4:15 PM |
もとはしさん、
>若狭の最後の選択は見直しても「ええーっ、そんなぁ〜」という気持ちがあるのですが、
 私も釈然としませんでした。でもこのドラマって、全ての「ありきたり」を全て混ぜっ返し取っ払うことに脚本家やディレクターが命を賭けたようですので(ホンマか?)、視聴者が(当然ああなってこうなるやろ)と予想することを上手く裏切るうちに、ああなったのかもしれませんねえ。「対立」と「涙の和解」が繰り返された中で、あの中盤最高最悪の「対立」が、なあなあになって解決しないまま、終盤になだれ込んだわけですから…。もとはしさんの解釈、大体合ってると思えます。いつか、一日ゆっくりと=日暮らし、繁盛亭にはまり込んでみたいですよねえ。

藍*aiさん、
私もうるうるしながら出勤し、昼休みに立ったまま休憩室の冷蔵庫上のテレビでまたうるうるさせられてました。視聴率…マニアックでコアなオタクっぽいファンは、たくさん付いたみたいなんですがねえ。関東の方々には、上方落語に興味が向かなかったのかも…。藍*aiさんもぜひ、繁盛亭にお運びくださいませ。
| nancix | 2008/05/07 10:44 PM |









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